置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子さん (21)
ほほえみ
自分自身との戦いの末に身に着いた「ほほえみ」には
他人の心を癒す力があります。
アンジェラ・ダックワース: やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
ときには、「もうあとがない」というほど切羽つまった状況に苦しむことがあっても、「とにかく一歩でもいいから前に進もう」と努力を続けていけば、どう考えても無理そうなことを成し遂げる方法が必ず見えてくる。
書いてあることは純粋であり、読むと自然と力が湧き上がる本でした。 (★★★★)
ケリー・マクゴニガル: スタンフォードの自分を変える教室
難しい本だった。
章ごとの課題をこなずのは、かなり難易度が高く、
自己意識を高めていないとこなせない。
何度も挫折し、再挑戦し、できなかった章もある。
でも、まあいいやって思って次の章へ進めた。
・一度きりの人生が最高の人生に変わる授業。
・脳は1つでも自分は2人いる。
・「割引率」が10年後の成功を決める。
抽象的な概念として見られていた【意志の力】に
ついての考え方を根本的に変え、実際の「行動」
に大きな影響を与えてくれる。 (★★★★)
マイケル・E・アディス: うつを克服するための行動活性化練習帳 ―認知行動療法の新しい技法
自分で取り組むための書き込み式ワークブックの
「行動活性化」法。
明らかな解決法がない問題の場合は、自分では
変えられない問題であり、現状を受け入れること
が大切だと説明してる。
真の「受容」とは、制御できないことを制御しよう
ともがくことすら進んであきらめることだと言って
いる。これはかなり高度な手法。
行動パターンは気分に大きく影響するという考え
のもと、自分の行動と気分の関係について詳しく
学び、楽しみや達成感を感じられる行動を少しず
つ増やしていけるように工夫された練習問題を数
多く掲載。
行動を変えることで苦しい現状からの脱出をめざ
す試み。
(★★★★)
デビッド・D. バーンズ: フィーリングGoodハンドブック
4cm 厚と今まで最も厚い、認知療法本。
不安、緊張、恐怖、コニュニケーションまで拡大され、
気分よく、過ごす対処が書かれています。
気に入ったところは、P224 ~ の先延ばしをしない方法。
【行動】ー>【やる気】->【更なる行動】
やればやるほど、もっとやりたくなる。
何かを行うことが、やる気よりも、先にくる。
(★★)
デビッド・D・バーンズ: 人間関係の悩み さようなら-素晴らしい対人関係を築くために:Feeling GooD Together
読み物としては、大変面白い。
著者は最初から最後まで、ワークをしない読者を非難し、ワークをしなければ全く効果が無いと言い切っています。ワークをしなかったので、読んでいて少し怒りが湧いてきました。怒りを無視し最後まで読めました。 (★★)
V.E.フランクル: 夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録
絶望の中で、人は希望や感謝の心をもつことができると知った本。
あまりにも怖くて恐ろしくて感想すら書けない。
でも、読後なぜか晴れやかな気分も併せ持つ感覚に陥る不可思議な
-心理学者の強制収容所体験でした。
生きがいについて,神谷美恵子著と同じような人生の意味について
考えさせられる本でした。
認知療法の本に『夜と霧』の紹介がありましたので、読んでみました。
お薦め本です。 (★★★★★)
デビッド・D.バーンズ: 〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法
認知療法本。
最初の章は読みごたえがあり、とても参考になります。
中身は、ほぼ、3つのカラム法で、「抑うつ」を抑える本です。
難点は、読み進めるうちに、だんだんと中身が薄くなり面白く
なくなります。
(★★)
水島 広子: 「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える
水島広子先生の著書を数冊読ませて頂きましたが、残念なが
らもっとも文章に力が無く、いつもなら読んでいてこころに訴え
る対人関係が読み取れません。
「怒り」に関する他の書籍を読んでいないので判断はできない
のですが、水島広子先生らしからぬ展開で少々残念です。
私の読解力不足だと思いますが、「怒り」から距離を取ること
は可能でしたが、「怒り」が消えることはなかったです。
また、期間を置いて、再読したいと思います。
(★)
清水 義範: 国語入試問題必勝法 (講談社文庫)
国語入試問題必勝法
問題を読まなくても、選択肢を見ただけで答えがわかるらしい。
長短除外の法則、正論除外の法則など数々の法則、解法をわかりやすく教えてくれる、読み物。
実際の入試問題に役に立つかどうかは定かではないが(結構いけるという話もある。。。)、
勉強の息抜きにはもってこいというか、本当に信じてしまった。
(★★★)
渡辺 淳一: 幸せ上手
「幸せ」とは何か。そんな疑問からこの本を選びました。
「幸せ」というのは、大袈裟な、だいそれたものではなく、ごく
身近な、日常の何気ないところにある、ことを知ること。
他人と比べない、隣の青い芝生を羨望の眼差しで見ないこと。
生きていることに「幸せ」を感じること、健康でいることに
「幸せ」を感じ、幸せ上手になること。
神谷 美恵子: 生きがいについて (神谷美恵子コレクション)
難しすぎる。
生きがいは、一生探していくものではないかと考えた。
なんども読み返さないと、理解できない本のようです。
水島 広子: 自分でできる対人関係療法
最も大事な人が「重要な他者」であることを自覚しました。 (★★★★)
ユージン T.ジェンドリン: フォーカシング
この本を読めば、「マニュアル」として、フォーカシング技法を
いきなりトレーニングや臨床の現場で使いこなせると誤解し
てはならない。
フォーカシングは「人に対して」するものではなく、まずは自分
のために自分で行なうキャリアを必要とする「身体的な」習熟
スキルである。
いわば、楽器の演奏のようなものであり、本でだけ「指導法」
を勉強して、自分で車の運転が自在にできない自動車学校
の教官はあり得ないのと同じである。
この点は特に臨床関係者のために注記したい。
モニカ・ラミレツ・バスコ: バイポーラー(双極性障害)ワークブック―気分の変動をコントロールする方法
良書です。
お勧めします。
自分自身を本気で見つめることができます。 (★★★★★)
デニス グリーンバーガー: うつと不安の認知療法練習帳
調子のいいときに読んで。
大野 裕: こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
認知療法
「自動思考」と「スキーマ」
7つのコラム
水島広子: 対人関係療法でなおす 双極性障害
治療目的は、状態の安定
もっとも効果があるのは、
・社会リズム療法
(★★★★)
ほほえみ
自分自身との戦いの末に身に着いた「ほほえみ」には
他人の心を癒す力があります。
まず考えるということ、次に感じる余裕を持ち、
その後に行動する順序が人格としての人間のための
目標となる。
考えるということは、自分と対話すること。
自分自身に語りかけ、次の行動を決めなさい。
誰にでもできる我慢は、我慢のうちに入らない。
ふつうなら到底できない我慢、忍耐、許しができて、初めて
「堪忍」の名に値する。
子供に何かを伝えるのに言葉はいらない。
ただ、誠実に努力して生きていくだけでいい。
わが身をつねって、人の痛さを知りなさい。
価値観は言葉以上に、
実行している人の
姿によって伝えられます。
美しく生きようとする人は、正しい意味で、人間の名誉
ということを理解している人の考え方です。
美しさは、自分の生き方の気高さ、抑制ある態度、他人
への思いやりの深さを心の輝きとして培われてゆくもの。
求めなさい。
そうすれば与えられる。
自分の欲望にばかり振り回されてはいけない。
自分がしてほしいことを、人に与えなさい。
河野進先生
こまったときに思い出され
用がすめば すぐ忘れられる
ぞうきん
台所のすみに小さくなり
むくいを知らず
朝も夜もよろこんで仕える
ぞうきんになりたい
自分が積極的に動いて、
初めて幸せを手に
入れることができる。
他人まかせでは幸せは得られない。
自分が光となって世の中を照らそう。
「心のともしび運動」がかかげるモットー、「暗いと不平
をいうよりも、進んであかりをつけましょう」は、大切な
忘れ物を教えてくれています。
現実が変わらないなら、
悩みに対する心の持ちようを
変えてみる。
悩み疲れる前に、別の視点から
考えてみよう。
見方が変われば、たとえ悩みは
消えなくても、勇気が芽生える。
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