マルコ・シモンチェリ選手がマレーシアGPで逝去
2011年第17戦としてセパン・サーキットで行われたマレーシアGPにおいて、
チーム・サン・カルロ・ホンダ・グレッシーニのマルコ・シモンチェリ選手
が第2ラップで発生した事故により逝去されました。享年24歳でした。
4番手走行中の2ラップ目、シモンチェリ選手は転倒、後続車と接触しました。
事故後、レースはすぐに赤旗中断となり、その後中止が発表されました。
現場にはメディカルスタッフがただちに駆けつけ、シモンチェリ選手は
サーキットのメディカルセンターへ搬送されましたが、現地時間16時56分に
死亡が確認されました。
マルコ・シモンチェリ選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます
マルコ・シモンチェリ(Marco Simoncelli)選手のプロフィール
生年月日:1987年1月20日
国籍:イタリア
世界選手権における戦績(2002~2011年)
世界選手権デビュー戦:2002年チェコGP(125ccクラス)
チャンピオン:1回(2008年250ccクラス)
優勝:14回
ポールポジション:15回
シモンチェリ選手の略歴
1996年から2000年にかけて地元イタリアのミニバイク選手権で活躍し、
2年連続のチャンピオンに輝きます。01年にイタリア選手権125ccクラスの
ホンダ・トロフィーに参戦。翌02年には、欧州選手権の125ccタイトルを
獲得するとともに、ロードレース世界選手権(WGP)にも出場。03年からWGP
にフル参戦を開始し、05年には125ccで総合5位と躍進すると、翌年から
250ccにステップアップを果たしました。08年には250ccのタイトルを獲得
し、09年は、最終戦までライバル青山博一選手とタイトル争いを繰り広げ、
総合3位となりました。2010年に最高峰のMotoGPにステップアップ。
参戦2年目の2011年、第17戦マレーシアGP決勝レースにおけるアクシデント
で負傷し、サーキットのメディカルセンターで救命処置が行われましたが
同日逝去されました。享年24歳。
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