33 【偉大な業績の背景】 マーフィー 人生成功の名言 389
【偉大な業績の背景】
すべての偉大な業績の背景には、例外なく潜在意識が横たわっています。
天才や偉人は潜在意識を活用することにおいて能力を発揮したのです。
アンジェラ・ダックワース: やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
ときには、「もうあとがない」というほど切羽つまった状況に苦しむことがあっても、「とにかく一歩でもいいから前に進もう」と努力を続けていけば、どう考えても無理そうなことを成し遂げる方法が必ず見えてくる。
書いてあることは純粋であり、読むと自然と力が湧き上がる本でした。 (★★★★)
ケリー・マクゴニガル: スタンフォードの自分を変える教室
難しい本だった。
章ごとの課題をこなずのは、かなり難易度が高く、
自己意識を高めていないとこなせない。
何度も挫折し、再挑戦し、できなかった章もある。
でも、まあいいやって思って次の章へ進めた。
・一度きりの人生が最高の人生に変わる授業。
・脳は1つでも自分は2人いる。
・「割引率」が10年後の成功を決める。
抽象的な概念として見られていた【意志の力】に
ついての考え方を根本的に変え、実際の「行動」
に大きな影響を与えてくれる。 (★★★★)
マイケル・E・アディス: うつを克服するための行動活性化練習帳 ―認知行動療法の新しい技法
自分で取り組むための書き込み式ワークブックの
「行動活性化」法。
明らかな解決法がない問題の場合は、自分では
変えられない問題であり、現状を受け入れること
が大切だと説明してる。
真の「受容」とは、制御できないことを制御しよう
ともがくことすら進んであきらめることだと言って
いる。これはかなり高度な手法。
行動パターンは気分に大きく影響するという考え
のもと、自分の行動と気分の関係について詳しく
学び、楽しみや達成感を感じられる行動を少しず
つ増やしていけるように工夫された練習問題を数
多く掲載。
行動を変えることで苦しい現状からの脱出をめざ
す試み。
(★★★★)
デビッド・D. バーンズ: フィーリングGoodハンドブック
4cm 厚と今まで最も厚い、認知療法本。
不安、緊張、恐怖、コニュニケーションまで拡大され、
気分よく、過ごす対処が書かれています。
気に入ったところは、P224 ~ の先延ばしをしない方法。
【行動】ー>【やる気】->【更なる行動】
やればやるほど、もっとやりたくなる。
何かを行うことが、やる気よりも、先にくる。
(★★)
デビッド・D・バーンズ: 人間関係の悩み さようなら-素晴らしい対人関係を築くために:Feeling GooD Together
読み物としては、大変面白い。
著者は最初から最後まで、ワークをしない読者を非難し、ワークをしなければ全く効果が無いと言い切っています。ワークをしなかったので、読んでいて少し怒りが湧いてきました。怒りを無視し最後まで読めました。 (★★)
V.E.フランクル: 夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録
絶望の中で、人は希望や感謝の心をもつことができると知った本。
あまりにも怖くて恐ろしくて感想すら書けない。
でも、読後なぜか晴れやかな気分も併せ持つ感覚に陥る不可思議な
-心理学者の強制収容所体験でした。
生きがいについて,神谷美恵子著と同じような人生の意味について
考えさせられる本でした。
認知療法の本に『夜と霧』の紹介がありましたので、読んでみました。
お薦め本です。 (★★★★★)
デビッド・D.バーンズ: 〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法
認知療法本。
最初の章は読みごたえがあり、とても参考になります。
中身は、ほぼ、3つのカラム法で、「抑うつ」を抑える本です。
難点は、読み進めるうちに、だんだんと中身が薄くなり面白く
なくなります。
(★★)
水島 広子: 「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える
水島広子先生の著書を数冊読ませて頂きましたが、残念なが
らもっとも文章に力が無く、いつもなら読んでいてこころに訴え
る対人関係が読み取れません。
「怒り」に関する他の書籍を読んでいないので判断はできない
のですが、水島広子先生らしからぬ展開で少々残念です。
私の読解力不足だと思いますが、「怒り」から距離を取ること
は可能でしたが、「怒り」が消えることはなかったです。
また、期間を置いて、再読したいと思います。
(★)
清水 義範: 国語入試問題必勝法 (講談社文庫)
国語入試問題必勝法
問題を読まなくても、選択肢を見ただけで答えがわかるらしい。
長短除外の法則、正論除外の法則など数々の法則、解法をわかりやすく教えてくれる、読み物。
実際の入試問題に役に立つかどうかは定かではないが(結構いけるという話もある。。。)、
勉強の息抜きにはもってこいというか、本当に信じてしまった。
(★★★)
渡辺 淳一: 幸せ上手
「幸せ」とは何か。そんな疑問からこの本を選びました。
「幸せ」というのは、大袈裟な、だいそれたものではなく、ごく
身近な、日常の何気ないところにある、ことを知ること。
他人と比べない、隣の青い芝生を羨望の眼差しで見ないこと。
生きていることに「幸せ」を感じること、健康でいることに
「幸せ」を感じ、幸せ上手になること。
神谷 美恵子: 生きがいについて (神谷美恵子コレクション)
難しすぎる。
生きがいは、一生探していくものではないかと考えた。
なんども読み返さないと、理解できない本のようです。
水島 広子: 自分でできる対人関係療法
最も大事な人が「重要な他者」であることを自覚しました。 (★★★★)
ユージン T.ジェンドリン: フォーカシング
この本を読めば、「マニュアル」として、フォーカシング技法を
いきなりトレーニングや臨床の現場で使いこなせると誤解し
てはならない。
フォーカシングは「人に対して」するものではなく、まずは自分
のために自分で行なうキャリアを必要とする「身体的な」習熟
スキルである。
いわば、楽器の演奏のようなものであり、本でだけ「指導法」
を勉強して、自分で車の運転が自在にできない自動車学校
の教官はあり得ないのと同じである。
この点は特に臨床関係者のために注記したい。
モニカ・ラミレツ・バスコ: バイポーラー(双極性障害)ワークブック―気分の変動をコントロールする方法
良書です。
お勧めします。
自分自身を本気で見つめることができます。 (★★★★★)
デニス グリーンバーガー: うつと不安の認知療法練習帳
調子のいいときに読んで。
大野 裕: こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
認知療法
「自動思考」と「スキーマ」
7つのコラム
水島広子: 対人関係療法でなおす 双極性障害
治療目的は、状態の安定
もっとも効果があるのは、
・社会リズム療法
(★★★★)
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【偉大な業績の背景】
すべての偉大な業績の背景には、例外なく潜在意識が横たわっています。
天才や偉人は潜在意識を活用することにおいて能力を発揮したのです。
欲望ばかり追い求めても
心は渇き
満たされることはない
花を摘むのに夢中になっている人を
死はとらえ、さらっていく。
あたかも、眠っている村を
大洪水が押し流していくように。
(法句経47)
「足る」を知ってこそ豊かな人生
「花を摘むのに夢中になっている」とは、快楽を追い求めてやまないこと。ここ
での花はつまり欲望の対象です。
ブッダは「求めて執着し満足しない人を、死が征服する」と言っています。
仏教では「小欲知足」(欲少なくして足るを知る)という考えを大事にします。
欲張らず、多くを求めず、いまこうして自分が在ることに感謝して日々を過ごす
ということ。足る(満足)を知らぬ人は、どれだけ多くの花を手に入れても心は
すぐ渇き、また次の花を求めます。心はずっと苦しく貧しいままなのです。
欲は少なく足るを知り、些細なことにも喜びを見つけ、「ありがたい」という
感謝を忘れない---それこそ心を豊かにする生き方ではないでしょうか。
【潜在意識は録音機】
潜在意識は録音機のようなものです。
あなたが習慣的に考えていることを再現する能力を持っています。
愛する人に花飾りを贈ろう
縁を広めて
幸福な人々を増やそう
たくさんの花の束から、
多くの花飾りを作ることができるように、
人として生まれて死んでいくのなら、
多くの善をなすべきである。
(法句経53)
私の喜びから多くの人の喜びへ
この句は、生きている間になるべく多くの善を行い、よき人生を送れという教
えです。
あなたが多くの善を行を積み、多くの人とよい縁を結んで周囲に善の心を広げ
ていけば、”あなただけでなく、多くの人が”よき人生を送ることができる。
そんな意味を含んでいると解釈したくなります。
仏教では”生・老・病・死”を「四苦」といい、生まれて生きること、病気や
老い、死ぬこと、すべてだれもが避けることのできない「苦」であるとします。
その苦から逃れ、永遠の心の安らぎを得るための真理と実践を説いたのが仏教
で、それはまず自分の救済のための教えでもありました。
【内なる触覚】
潜在意識の導きは内なる予感としてあらわれます。
これによってあなたは自分が何かを知っているのだとわかるのです。
欲を離し
無心に受け入れると
どんなことも楽しみに変わる
村でも、林でも、低地でも、平地でも、
聖者が住むところは楽しい。
森も林も楽しい。世間の人が楽しまない場所も、
欲を離れた人は楽しむだろう。
彼らは快楽を求めないゆえに。
(法句経98,99)
「いまいるここ」を無心に楽しむ
「聖者はどんなところも楽しい。執着を離れ快楽を求めない人は、森でも林でも、
どこでも楽しむことができる」とブッダは言っています。
楽しみや幸せは、どこかであなたを待ってくれているわけではないのです。
欲を張っていてはどこへ行っても満足できず、心から楽しむことはできません。
欲を離れ、自分がいる世界を無心にあるがままに受け入れるとき、おのずと歓喜
は生まれる---と、ブッダはあるか昔のインドで人々に説いていました。
大事なのは、幸せを探しにわざわざ遠くへ出かけたり、幸福をだれかが運んで
きてくれるのをまつことではなく、「いまいるここ」を自分で楽しい場所に変え、
心安らかに過ごすための智慧をてにすることなのです。
【解決策はどこにある?】
解決は問題の中にあります。そしてどんな問題にも答えがあります。
信念と自信を持って対処しなさい。
怨みや憎しみは
それを捨てることでしか
解決しない
この世においては、
怨みに対して怨みをもって返すならば、
ついに怨みは静まることがない。
怨みを捨ててこそ静まる。
これは永遠の真理である。
(法句経5)
愛と寛容によって怨みを断ち切る
わが国では千二百年前、天台宗の開祖・最澄が次のことばを残しています。
怨みを以って怨みに報ぜば、怨み止まず、
徳を以って怨みに報ぜば、怨み即ち尽く。
長夜夢裏のことえお恨むなかれ、法性真如の境を信ずべし(「御遺誡」)
怨みに怨みをもって返しても新たな怨みを生むだけだ。徳(真心や寛容)をもって
返せばたちまち怨みは消える。一生は夢のごときもの、怨みを捨てて法(真理)を
信じて生きよ---。これもブッダの思いを継ぐ至言といえるでしょう。
【全知全能】
あなたが本当に考えているとき、あなたはすべてを知っているのです。
心に汚れがしみ付いたままでは幸福を望んでも空しい
ものごとは心に支配され、心を主とし、
心によって成り立つ。
もしも汚れた心で話したり行ったりするなら、
苦しみがその人につきしたがう。
車をひく牛の足跡に車輪がついていくように。
(法句経1)
言葉も行動も清らかな心にしたがえ
ブッダは言っています。汚れた心のままでは、何を話してもどんな行動をとっても
「苦」がずっとついて回るのだと。
では清らかな心とは何か。それは我欲を一切離れた慈しみと感謝の心でしょう。
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