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kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)

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2013年1月

2013年1月31日 (木)

61  【偉大な法則】 マーフィー 人生成功の名言 389

【偉大な法則】

 人生ゴールデンルールは、正邪善悪の区別なく誰にでもほほえみかけます。
 なぜなら法則は人を差別しないからです。

33 ブッダ いのちの言葉 宮下 真 【著】

急いで善を行え
心が悪を楽しむ前に

          善をなすのを急げ、
          心を悪から遠ざけよ。
          善をためらっていては、
          心が悪を楽しんでしまう。

                         (法句経116)

善を急いで心の弱さに勝つ

「善は急げ、躊躇してはだめだ。グズグズしていたら心は悪を楽しんでしまう」
 ブッダがそう言うのは、心は放っておくと善より悪に惹かれやすく、隙があれば
すぐ悪によばれてしまうから。

 この悪とは、社会で犯罪とされれう悪事のことよりも、怒りや貪り、怠惰や放逸
といった心に生じる悪をさしています。若き日のブッダも、こうした悪を楽しんで
しまう自分の心の弱さに苦悩していたのです。

 そんな悪を遠ざけるために「意識して、急いで善を行え」と言うのです。躊躇し
ていては悪によばれます。意識して、人のためになることをするのです。
 怒りや憤りの衝動を感じたら、心を落ち着けてこの句を思い出しましょう。

2013年1月30日 (水)

60  【潜在意識の活用】 マーフィー 人生成功の名言 389

【潜在意識の活用】

 祈るということが潜在意識をもっとも有効に活用する方法です。
祈りはつねに解決の第一歩です。祈りによってあなたは神のほうを向き、神はあなた
にこたえてくれるのです。

32 ブッダ いのちの言葉 宮下 真 【著】

善き人は
無駄なおしゃべりを好まない

          善人はすべてにおいて執着がなく、
          快楽を求めてしゃべることもない。
          楽しいことであれ、苦しいことであれ、
          賢者は動じる様子がない。

                         (法句経83)

煩悩に火をつける無駄話はしない

 善人や賢人というのは、悪や執着と縁を切り、心がすっかり清浄になった人のこと。
その特徴を「よけいなおしゃべるはしないし、楽や苦にも一喜一憂せず泰然自若とし
ている」と言うのです。

 世間には、とにかくおしゃべりが好きな人がいますが、善人賢者は楽しみ(快楽)
のためのおしゃべりや無駄話はしないということ。

2013年1月29日 (火)

59  【心の中の芸術家】 マーフィー 人生成功の名言 389

【心の中の芸術家】

 三十歳で老けている人もいるし、八十歳で若い人もいます。
 心は織物師であり、芸術家であり、デザイナーであり、彫刻家です。心の芸術家は
いくつになっても仕事ができるのです。

31 ブッダ いのちの言葉 宮下 真 【著】

自分の未熟さを知る者は
賢者の道にいる

          愚か者が自らを愚かと知るならば、
          すなわち賢者である。
          愚か者でありながら、自らを賢者と思えば、
          彼こそ愚か者とよばれる。

                         (法句経63)

虚栄を求めず謙虚に学ぶこと

 自分を賢者と思う人間には驕りや慢心があり、他人から学ぼうとか、正しい教えに学ぼう
とうい謙虚な姿勢が欠けています。そうなるともはや成長は望めないでしょう。また、そう
した人間ほど自分を偉く見せたがるのが常で尊厳を欲しがる。

    愚か者は、虚栄心のゆえに、修行者の間では尊厳を欲しがる。
    僧院では権力を、信者の家では供養を欲しがる(法句経73)

と辛辣に指摘しています。

 一方「自分は愚かで未熟だ」と自覚する人は、学ぼうという姿勢があり、正しい教えにあ
えば吸収していきます。だから年を取っても成長でき、悟りへ近づくこともできるのです。
自己を見つめつつ謙虚に学びつづける---賢者の生き方を望むなら、この姿勢を忘れない
ことです。

2013年1月28日 (月)

58  【断言すべきこと】  マーフィー  人生成功の名言 389

【断言すべきこと】

無限の知性があなたを指導案内してくれること、すべてのよきものはあなたのもの
であること、あなたの未来はすばらしいものであることを断言しなさい。

30 ブッダ いのちの言葉 宮下 真 【著】

ただ非難されるだけの人はいない
ただ称賛されるだけの人もいない

          ただ非難されるだけの人、
          また、ただ称賛されるだけの人は、
          過去にもいなかったし、未来にもいない。
          現在にもまたいない。

                         (法句経228)

「八風」にも動じない心で

「八風吹けども動ぜず」という禅語があります。八風とは人の心を惑わし、あおりたてる
八つのもの---利(意に叶うこと)、衰(意に反すること)、毀(陰で誹ること)、
誉(陰でほめること)、称(目の前でほめること)、譏(目の前で誹ること)、苦(心身
を悩ますこと)、楽(心身を喜ばすこと)で、私たちは常にこうした相反する風に吹かれ
て生きていくのです。風が変わるたびにグラグラ揺れているようでは人間的成長は望めま
せん。どんな風にも動じない天辺の月のように、自分の道を選んだら、つよい信念と不動
の心を持って生きていくことです。

2013年1月27日 (日)

57 【理想像】  マーフィー  人生成功の名言 389

【理想像】

 自己の理想像は一種の鏡のようなものです。
 見ようと思えば、全体像でも部分でも自在に見ることができなくてはなりまえせん。
 それだけ細密であれいうことです。

29 ブッダ いのちの言葉 宮下 真 【著】

沈黙しようと
多くを語ろうと少なく語りろうと
人は常に非難を浴びる

          アトゥラよ、これは昔から言われることで、
          いまに始まったことでもない。
          黙している者も非難され、多く語る者も非難され、
          適度に語る者も非難される。
          世に非難されない者はいない。

                         (法句経227)

ただの賢者の評価だけを受けとめよう。

ブッダは、「愚かな者たちの非難や称賛には限りが無い。ただ賢者によって非難される
者こそ「非難される者」とよび、賢者に称賛される者こそ『称賛される者』と呼ぶのである」
と言っています。私たちは褒められれば嬉しい一方、悪口を言われるとつい心がへこみがち
です。しかし無責任な非難など聞き流せばいい。ただ賢者=明眼の人の評価だけをしっかり
受けとめればいいのです。

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