61 【偉大な法則】 マーフィー 人生成功の名言 389
【偉大な法則】
人生ゴールデンルールは、正邪善悪の区別なく誰にでもほほえみかけます。
なぜなら法則は人を差別しないからです。
アンジェラ・ダックワース: やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
ときには、「もうあとがない」というほど切羽つまった状況に苦しむことがあっても、「とにかく一歩でもいいから前に進もう」と努力を続けていけば、どう考えても無理そうなことを成し遂げる方法が必ず見えてくる。
書いてあることは純粋であり、読むと自然と力が湧き上がる本でした。 (★★★★)
ケリー・マクゴニガル: スタンフォードの自分を変える教室
難しい本だった。
章ごとの課題をこなずのは、かなり難易度が高く、
自己意識を高めていないとこなせない。
何度も挫折し、再挑戦し、できなかった章もある。
でも、まあいいやって思って次の章へ進めた。
・一度きりの人生が最高の人生に変わる授業。
・脳は1つでも自分は2人いる。
・「割引率」が10年後の成功を決める。
抽象的な概念として見られていた【意志の力】に
ついての考え方を根本的に変え、実際の「行動」
に大きな影響を与えてくれる。 (★★★★)
マイケル・E・アディス: うつを克服するための行動活性化練習帳 ―認知行動療法の新しい技法
自分で取り組むための書き込み式ワークブックの
「行動活性化」法。
明らかな解決法がない問題の場合は、自分では
変えられない問題であり、現状を受け入れること
が大切だと説明してる。
真の「受容」とは、制御できないことを制御しよう
ともがくことすら進んであきらめることだと言って
いる。これはかなり高度な手法。
行動パターンは気分に大きく影響するという考え
のもと、自分の行動と気分の関係について詳しく
学び、楽しみや達成感を感じられる行動を少しず
つ増やしていけるように工夫された練習問題を数
多く掲載。
行動を変えることで苦しい現状からの脱出をめざ
す試み。
(★★★★)
デビッド・D. バーンズ: フィーリングGoodハンドブック
4cm 厚と今まで最も厚い、認知療法本。
不安、緊張、恐怖、コニュニケーションまで拡大され、
気分よく、過ごす対処が書かれています。
気に入ったところは、P224 ~ の先延ばしをしない方法。
【行動】ー>【やる気】->【更なる行動】
やればやるほど、もっとやりたくなる。
何かを行うことが、やる気よりも、先にくる。
(★★)
デビッド・D・バーンズ: 人間関係の悩み さようなら-素晴らしい対人関係を築くために:Feeling GooD Together
読み物としては、大変面白い。
著者は最初から最後まで、ワークをしない読者を非難し、ワークをしなければ全く効果が無いと言い切っています。ワークをしなかったので、読んでいて少し怒りが湧いてきました。怒りを無視し最後まで読めました。 (★★)
V.E.フランクル: 夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録
絶望の中で、人は希望や感謝の心をもつことができると知った本。
あまりにも怖くて恐ろしくて感想すら書けない。
でも、読後なぜか晴れやかな気分も併せ持つ感覚に陥る不可思議な
-心理学者の強制収容所体験でした。
生きがいについて,神谷美恵子著と同じような人生の意味について
考えさせられる本でした。
認知療法の本に『夜と霧』の紹介がありましたので、読んでみました。
お薦め本です。 (★★★★★)
デビッド・D.バーンズ: 〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法
認知療法本。
最初の章は読みごたえがあり、とても参考になります。
中身は、ほぼ、3つのカラム法で、「抑うつ」を抑える本です。
難点は、読み進めるうちに、だんだんと中身が薄くなり面白く
なくなります。
(★★)
水島 広子: 「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える
水島広子先生の著書を数冊読ませて頂きましたが、残念なが
らもっとも文章に力が無く、いつもなら読んでいてこころに訴え
る対人関係が読み取れません。
「怒り」に関する他の書籍を読んでいないので判断はできない
のですが、水島広子先生らしからぬ展開で少々残念です。
私の読解力不足だと思いますが、「怒り」から距離を取ること
は可能でしたが、「怒り」が消えることはなかったです。
また、期間を置いて、再読したいと思います。
(★)
清水 義範: 国語入試問題必勝法 (講談社文庫)
国語入試問題必勝法
問題を読まなくても、選択肢を見ただけで答えがわかるらしい。
長短除外の法則、正論除外の法則など数々の法則、解法をわかりやすく教えてくれる、読み物。
実際の入試問題に役に立つかどうかは定かではないが(結構いけるという話もある。。。)、
勉強の息抜きにはもってこいというか、本当に信じてしまった。
(★★★)
渡辺 淳一: 幸せ上手
「幸せ」とは何か。そんな疑問からこの本を選びました。
「幸せ」というのは、大袈裟な、だいそれたものではなく、ごく
身近な、日常の何気ないところにある、ことを知ること。
他人と比べない、隣の青い芝生を羨望の眼差しで見ないこと。
生きていることに「幸せ」を感じること、健康でいることに
「幸せ」を感じ、幸せ上手になること。
神谷 美恵子: 生きがいについて (神谷美恵子コレクション)
難しすぎる。
生きがいは、一生探していくものではないかと考えた。
なんども読み返さないと、理解できない本のようです。
水島 広子: 自分でできる対人関係療法
最も大事な人が「重要な他者」であることを自覚しました。 (★★★★)
ユージン T.ジェンドリン: フォーカシング
この本を読めば、「マニュアル」として、フォーカシング技法を
いきなりトレーニングや臨床の現場で使いこなせると誤解し
てはならない。
フォーカシングは「人に対して」するものではなく、まずは自分
のために自分で行なうキャリアを必要とする「身体的な」習熟
スキルである。
いわば、楽器の演奏のようなものであり、本でだけ「指導法」
を勉強して、自分で車の運転が自在にできない自動車学校
の教官はあり得ないのと同じである。
この点は特に臨床関係者のために注記したい。
モニカ・ラミレツ・バスコ: バイポーラー(双極性障害)ワークブック―気分の変動をコントロールする方法
良書です。
お勧めします。
自分自身を本気で見つめることができます。 (★★★★★)
デニス グリーンバーガー: うつと不安の認知療法練習帳
調子のいいときに読んで。
大野 裕: こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
認知療法
「自動思考」と「スキーマ」
7つのコラム
水島広子: 対人関係療法でなおす 双極性障害
治療目的は、状態の安定
もっとも効果があるのは、
・社会リズム療法
(★★★★)
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【偉大な法則】
人生ゴールデンルールは、正邪善悪の区別なく誰にでもほほえみかけます。
なぜなら法則は人を差別しないからです。
急いで善を行え
心が悪を楽しむ前に
善をなすのを急げ、
心を悪から遠ざけよ。
善をためらっていては、
心が悪を楽しんでしまう。
(法句経116)
善を急いで心の弱さに勝つ
「善は急げ、躊躇してはだめだ。グズグズしていたら心は悪を楽しんでしまう」
ブッダがそう言うのは、心は放っておくと善より悪に惹かれやすく、隙があれば
すぐ悪によばれてしまうから。
この悪とは、社会で犯罪とされれう悪事のことよりも、怒りや貪り、怠惰や放逸
といった心に生じる悪をさしています。若き日のブッダも、こうした悪を楽しんで
しまう自分の心の弱さに苦悩していたのです。
そんな悪を遠ざけるために「意識して、急いで善を行え」と言うのです。躊躇し
ていては悪によばれます。意識して、人のためになることをするのです。
怒りや憤りの衝動を感じたら、心を落ち着けてこの句を思い出しましょう。
【潜在意識の活用】
祈るということが潜在意識をもっとも有効に活用する方法です。
祈りはつねに解決の第一歩です。祈りによってあなたは神のほうを向き、神はあなた
にこたえてくれるのです。
善き人は
無駄なおしゃべりを好まない
善人はすべてにおいて執着がなく、
快楽を求めてしゃべることもない。
楽しいことであれ、苦しいことであれ、
賢者は動じる様子がない。
(法句経83)
煩悩に火をつける無駄話はしない
善人や賢人というのは、悪や執着と縁を切り、心がすっかり清浄になった人のこと。
その特徴を「よけいなおしゃべるはしないし、楽や苦にも一喜一憂せず泰然自若とし
ている」と言うのです。
世間には、とにかくおしゃべりが好きな人がいますが、善人賢者は楽しみ(快楽)
のためのおしゃべりや無駄話はしないということ。
【心の中の芸術家】
三十歳で老けている人もいるし、八十歳で若い人もいます。
心は織物師であり、芸術家であり、デザイナーであり、彫刻家です。心の芸術家は
いくつになっても仕事ができるのです。
自分の未熟さを知る者は
賢者の道にいる
愚か者が自らを愚かと知るならば、
すなわち賢者である。
愚か者でありながら、自らを賢者と思えば、
彼こそ愚か者とよばれる。
(法句経63)
虚栄を求めず謙虚に学ぶこと
自分を賢者と思う人間には驕りや慢心があり、他人から学ぼうとか、正しい教えに学ぼう
とうい謙虚な姿勢が欠けています。そうなるともはや成長は望めないでしょう。また、そう
した人間ほど自分を偉く見せたがるのが常で尊厳を欲しがる。
愚か者は、虚栄心のゆえに、修行者の間では尊厳を欲しがる。
僧院では権力を、信者の家では供養を欲しがる(法句経73)
と辛辣に指摘しています。
一方「自分は愚かで未熟だ」と自覚する人は、学ぼうという姿勢があり、正しい教えにあ
えば吸収していきます。だから年を取っても成長でき、悟りへ近づくこともできるのです。
自己を見つめつつ謙虚に学びつづける---賢者の生き方を望むなら、この姿勢を忘れない
ことです。
【断言すべきこと】
無限の知性があなたを指導案内してくれること、すべてのよきものはあなたのもの
であること、あなたの未来はすばらしいものであることを断言しなさい。
ただ非難されるだけの人はいない
ただ称賛されるだけの人もいない
ただ非難されるだけの人、
また、ただ称賛されるだけの人は、
過去にもいなかったし、未来にもいない。
現在にもまたいない。
(法句経228)
「八風」にも動じない心で
「八風吹けども動ぜず」という禅語があります。八風とは人の心を惑わし、あおりたてる
八つのもの---利(意に叶うこと)、衰(意に反すること)、毀(陰で誹ること)、
誉(陰でほめること)、称(目の前でほめること)、譏(目の前で誹ること)、苦(心身
を悩ますこと)、楽(心身を喜ばすこと)で、私たちは常にこうした相反する風に吹かれ
て生きていくのです。風が変わるたびにグラグラ揺れているようでは人間的成長は望めま
せん。どんな風にも動じない天辺の月のように、自分の道を選んだら、つよい信念と不動
の心を持って生きていくことです。
【理想像】
自己の理想像は一種の鏡のようなものです。
見ようと思えば、全体像でも部分でも自在に見ることができなくてはなりまえせん。
それだけ細密であれいうことです。
沈黙しようと
多くを語ろうと少なく語りろうと
人は常に非難を浴びる
アトゥラよ、これは昔から言われることで、
いまに始まったことでもない。
黙している者も非難され、多く語る者も非難され、
適度に語る者も非難される。
世に非難されない者はいない。
(法句経227)
ただの賢者の評価だけを受けとめよう。
ブッダは、「愚かな者たちの非難や称賛には限りが無い。ただ賢者によって非難される
者こそ「非難される者」とよび、賢者に称賛される者こそ『称賛される者』と呼ぶのである」
と言っています。私たちは褒められれば嬉しい一方、悪口を言われるとつい心がへこみがち
です。しかし無責任な非難など聞き流せばいい。ただ賢者=明眼の人の評価だけをしっかり
受けとめればいいのです。
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