【44】恋愛と商品
本田宗一郎 100の言葉
第2章 経営
恋の経験のないヤツには
良い商品、味のある商品
潤いのある商品はできねえんだぞ。
若い時分から猛烈に働き、猛烈に遊んだことで知られる宗一郎。
艶福家としての逸話にもこと欠かないが、「技術はあくまで人間
がつくりあげ、人間のためにあるもの」という信条を表わした言
葉は数多い。
「人間も商品も同じでコチコチのものはダメだ。なぜかっていう
とな、恋愛すりゃ相手の女に美を求める心が湧くだろう。それが
商品に柔らかい味をつくるんだ」
時代が流れても、古びることのない宗一郎の「ものづくり論」
である。
別冊宝島編集部 偏
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