行動

kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)

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2013年7月

2013年7月31日 (水)

Steve Jobs 夢と命のメッセージ

3 人を惹きつけ、巻き込む力

水か黄金か---Jobs 流「究極の口説き文句」

  残りの人生を
  砂糖水を売って過ごすつもりか、
  それとも
  世界を変えるチャンスを手にするか?

ジョージ・ビーム 編
三笠書房

「いいこと」がいっぱい起こる! ブッダの言葉

10章 「賢い人、愚かな人」
    ---そのちょっとした違い

こんな”余計なプライド”は、
捨てたほうがラク

  正しいことを「正しい」と見なし、
  間違っていることを「間違っている」と認められれば、
  その人は「正しい人生」を生きていけます。

 戦国時代の英雄と言えば、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三者が、時代を動かす
キーパーソンであったことは間違いありません。

 この中で、最後に天下をとったのは、徳川家康でした。
 なぜ家康は、天下取りに成功し、信長、秀吉は、挫折したのでしょうか。
 理由の一つとして、三人の「人間性」の違いがいわれています。

 家康には、有能な家臣が多くいました。つまり家康は、有能な家臣を大切にしたの
です。有能な家臣は、何が正しく何が間違っているか、ズバズバ指摘するものです。
ときには、家康の考えに反対する意見も述べました。

 しかし家康は、腹を立てずに、正しい意見は積極的にとり入れたといいます。
 自分が間違っていることを認め、自分より目下の人の反対意見を正しいと認めるこ
とは、実は、とても難しいことです。

 そのために、恥をかくこともあります。目下の者の言葉に従わざるをえないときも
あります。
 しかし、それができるのが、リーダーとしての、度量の大きさです。

 最後に勝つのは、恥をかける人なのです。

               ◎恥をかける人が成功する。

植西聰著
三笠書房

2013年7月30日 (火)

Steve Jobs 夢と命のメッセージ

3 人を惹きつけ、巻き込む力

Apple が誇る「人を大切にする」仕事

  Apple で一番誇りに思ってるのは、
  技術と”人間的側面”が結びついてる点だ。
  出版を見てもそのことがよくわかる。
  活字の芸術性と、それを電子的に表現する
  高度な技術的ノウハウが融合している。
  この二つが結びついたことで、
  難しいコマンドがわからなくても
  コンピュータが使えるようになった。
  そんなふうに技術と人間的側面を
  結びつけられたことを、
  何より誇りに思っている。

ジョージ・ビーム 編
三笠書房

「いいこと」がいっぱい起こる! ブッダの言葉

10章 「賢い人、愚かな人」
    ---そのちょっとした違い

劇的に学習スピードが速くなる、
一番簡単な方法

  賢者から多くのことを学びとることができるのは、その人が賢い証しです。
  愚かな人は、賢者とどれだけ長い間、遺書にいても、
  何も学びとることがありません。

 賢者は、人の話をよく聞きます。
「学ばせてもらいたい」という意欲が旺盛なのです。

 ですから賢者は、よくメモをとりながら、人の話を聞いています。
 メモをとると、相手の話がより深く理解できます。

 手を動かせば、しっかりと記憶もされます。
 また、メモをとる姿は相手に「あなたの話をちゃんと聞いている」とアピールするので、
好印象を与えます。好印象を与えて、いい情報も入手できるのですから、一挙両得です。

 人から学ぶための賢者の心得を、四つあげておきます。

(1)質問上手、聞き上手になる。
(2)人が成功していることは、自分でも試してみる。
(3)えり好みをしないで、人に会う。
(4)自分の専門外の人に、積極的に会う。

 「会う人みな我が師」という言葉がありますが、まさにそのとおりなのです。

 生まれつき特別な才能がある人よりも、学ぶことが上手な人のほうが、将来的には、
大きく成功するものです。

 その道のプロに教われば、圧倒的に学習時間を短縮でき、収穫も増えます。
 しかし、愚かな人は、自分は優れていると自惚れて、真剣に学ぼうとしません。

 賢者とは、生まれつき才能のある人のことをいうのではありません。
 学ぶ力が強い人をいうのです。

               ◎賢い人は、人から多くを学ぶ。

植西聰著
三笠書房

2013年7月29日 (月)

Steve Jobs 夢と命のメッセージ

3 人を惹きつけ、巻き込む力

会社が「力」を失うのはいつも同じパターン

  なぜ独占的地位を失ったのかって?
  考えてごらんよ。

  優れた開発スタッフが優れた製品を生み出して、
  会社が独占的地位を手に入れる。
  でもその後は、開発スタッフは
  会社の牽引役ではなくなってしまう。

  マーケティングの連中や、
  南米とかに事業を展開していく連中が取って代わるのさ。

  つまり、別のチームが台頭してくるんだ。
  で、最後に主導権を握るのはどこか。営業の連中だよ。

ジョージ・ビーム 編
三笠書房

「いいこと」がいっぱい起こる! ブッダの言葉

10章 「賢い人、愚かな人」
    ---そのちょっとした違い

最高の結果をだすヒントは、
常に”目の前”にある

  賢者は、成すべきことに集中します。
  愚かな人は、結果ばかりを気にしています。

 こんな、たとえ話があります。
 農家の人が、畑を耕していました。
 季節は夏、風もなく、とても暑い日です。
 見渡すと、遠くの空に白い雲が浮かんでいます。

 お百姓さんは、畑仕事に打ち込んでいました。
 無心の境地で作業をしています。

 時間はあっという間にすぎ、気づくと白い雲が涼しい日陰をつくってくれていました。
 その人は手を休め、ゆっくり休息できました。

 愚かな人は、自分が今、成すべきことを放りだして、先のことばかり気にしています。
 しかし賢者は、結果を気にするよりも、「目の前の、今やるべきこと」に集中するのです。

 「結果は後からついてくる」というのが、賢者の考え方です。

 結果は、今この瞬間の積み重ねです。
 今を懸命に生きることが、過去も未来もよくするのです。

               ◎今に、集中する。

植西聰著
三笠書房

2013年7月28日 (日)

Steve Jobs 夢と命のメッセージ

3 人を惹きつけ、巻き込む力

「どれだけしたか」より「どれだけつながれるか」

  確かに、僕は世界の誰よりも多くの学校に、
  誰よりも多くのパソコンを寄付してきた。
  でも、ポイントはそこじゃない。
  全然違う。
  大事なのは”人”なんだ。
  好奇心を刺激して、満たしてくれる人だよ。
  機械には、人と同じようにはできない。

ジョージ・ビーム 編
三笠書房

「いいこと」がいっぱい起こる! ブッダの言葉

9章 「気持ちを上手にコントロール」する!
    ---大人は、感情に振り回されません

「本当にやりたいこと」が見つかる
”自分ノート”のすすめ

  周りの人たちがみな、欲張りだったとしても、
  自分だけは、欲の張り合いに巻き込まれてはいけません。

 大人になるとは、どういうことでしょう?
 二十歳になる、仕事に就く……それも条件ですが、もとお本質的なことは、
自分なりの「価値観」を持つことでしょう。

 自分の価値観のない幼稚な人は、「今、このブランドが大人気」と聞けば、
それが欲しくなります。友人が留学すると聞けば、自分も留学してみたくなります。

 つまり、友だちがアイスクリームを食べているのを見て、自分も食べたいと騒ぐ
子どもと同じなのです。

 しかし、そんなふうに他人の後を追っていても、本当に満足できる幸せは、
得られません。

 時間も労力もムダにするだけ。自分の価値観で本当にやりたいことを見つけ、
それを追い求めることでしか、自分自身の幸せは得られないのです。

 では、「本当に自分がしたいこと」は何でしょうか?
 それを見つけるためには、「自分ノート」を作ることをおすすめします。

(1)五年後の自分、十年後の自分を箇条書きにする。
(2)自分が思う「自分の性格」を、思いつくまま書く。
(3)「自分の長所」を書く。
(4)人からほめられた点を書く。
(5)今までに、心からうれしく思ったことを書く。

 数日から数週間、集中してこのノートを書くと、ある日ふと、やりたいことが
具体的に見えてきます。

 見えたら、他人の言動に気持ちを揺さぶられることはなくなります。

               ◎自分なりの価値観を、持つ。

植西聰著
三笠書房

2013年7月27日 (土)

Steve Jobs 夢と命のメッセージ

3 人を惹きつけ、巻き込む力

意外なもの同士を「つなぎ合わせる力」

  アーティストの資質というのは、
  身の回りのものに洞察を働かせる能力のことだと思う。
  一般には、誰もやったことがないような
  物事の組み合わせを考えて、
  それを洞察力のない人たちにも
  わかるように表現していく才能だ。

ジョージ・ビーム 編
三笠書房

「いいこと」がいっぱい起こる! ブッダの言葉

9章 「気持ちを上手にコントロール」する!
    ---大人は、感情に振り回されません

深層心理が教えてくれる、
あなたの改善点

  「恥かしい」という気持ちを持つのは、重要なことです。
  カラスのように厚かましく図々しい人は、みにくいものです。

「恥かしい」と思う気持ちは、成長を促す大切な感情です。
 言い換えるなら、「恥」を感じられない人は、向上する”余裕”がありません。

「三十歳にもなって、こんな簡単な仕事もできないのは恥ずかしい」と思う気持
ちが、「仕事を怠けたい」という誘惑に打ち勝つ原動力になります。

「心の狭い人間だなんて思われたら、恥ずかしい」と思えば、人にやさしくした
り、相談ごとにも親身に乗ってあげたりできるようになるはずです。

「恥ずかしい」という思いには、人を向上させる力があるのです。

「他人からどう思われようと、関係ない」と開き直って、恥も外聞もないような
行動を繰り返すのは、カラスのように愚かな人です。

 恥ずかしいと思ったとき、それはあなたが「こうありたい」と願う理想の自分
に近づくために、努力すべきポイントを、深層心理が教えてくれているのです。

               ◎「恥じる気持ち」を大切にする。

植西聰著
三笠書房

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