Steve Jobs 夢と命のメッセージ
3 人を惹きつけ、巻き込む力
水か黄金か---Jobs 流「究極の口説き文句」
残りの人生を
砂糖水を売って過ごすつもりか、
それとも
世界を変えるチャンスを手にするか?
ジョージ・ビーム 編
三笠書房
アンジェラ・ダックワース: やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
ときには、「もうあとがない」というほど切羽つまった状況に苦しむことがあっても、「とにかく一歩でもいいから前に進もう」と努力を続けていけば、どう考えても無理そうなことを成し遂げる方法が必ず見えてくる。
書いてあることは純粋であり、読むと自然と力が湧き上がる本でした。 (★★★★)
ケリー・マクゴニガル: スタンフォードの自分を変える教室
難しい本だった。
章ごとの課題をこなずのは、かなり難易度が高く、
自己意識を高めていないとこなせない。
何度も挫折し、再挑戦し、できなかった章もある。
でも、まあいいやって思って次の章へ進めた。
・一度きりの人生が最高の人生に変わる授業。
・脳は1つでも自分は2人いる。
・「割引率」が10年後の成功を決める。
抽象的な概念として見られていた【意志の力】に
ついての考え方を根本的に変え、実際の「行動」
に大きな影響を与えてくれる。 (★★★★)
マイケル・E・アディス: うつを克服するための行動活性化練習帳 ―認知行動療法の新しい技法
自分で取り組むための書き込み式ワークブックの
「行動活性化」法。
明らかな解決法がない問題の場合は、自分では
変えられない問題であり、現状を受け入れること
が大切だと説明してる。
真の「受容」とは、制御できないことを制御しよう
ともがくことすら進んであきらめることだと言って
いる。これはかなり高度な手法。
行動パターンは気分に大きく影響するという考え
のもと、自分の行動と気分の関係について詳しく
学び、楽しみや達成感を感じられる行動を少しず
つ増やしていけるように工夫された練習問題を数
多く掲載。
行動を変えることで苦しい現状からの脱出をめざ
す試み。
(★★★★)
デビッド・D. バーンズ: フィーリングGoodハンドブック
4cm 厚と今まで最も厚い、認知療法本。
不安、緊張、恐怖、コニュニケーションまで拡大され、
気分よく、過ごす対処が書かれています。
気に入ったところは、P224 ~ の先延ばしをしない方法。
【行動】ー>【やる気】->【更なる行動】
やればやるほど、もっとやりたくなる。
何かを行うことが、やる気よりも、先にくる。
(★★)
デビッド・D・バーンズ: 人間関係の悩み さようなら-素晴らしい対人関係を築くために:Feeling GooD Together
読み物としては、大変面白い。
著者は最初から最後まで、ワークをしない読者を非難し、ワークをしなければ全く効果が無いと言い切っています。ワークをしなかったので、読んでいて少し怒りが湧いてきました。怒りを無視し最後まで読めました。 (★★)
V.E.フランクル: 夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録
絶望の中で、人は希望や感謝の心をもつことができると知った本。
あまりにも怖くて恐ろしくて感想すら書けない。
でも、読後なぜか晴れやかな気分も併せ持つ感覚に陥る不可思議な
-心理学者の強制収容所体験でした。
生きがいについて,神谷美恵子著と同じような人生の意味について
考えさせられる本でした。
認知療法の本に『夜と霧』の紹介がありましたので、読んでみました。
お薦め本です。 (★★★★★)
デビッド・D.バーンズ: 〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法
認知療法本。
最初の章は読みごたえがあり、とても参考になります。
中身は、ほぼ、3つのカラム法で、「抑うつ」を抑える本です。
難点は、読み進めるうちに、だんだんと中身が薄くなり面白く
なくなります。
(★★)
水島 広子: 「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える
水島広子先生の著書を数冊読ませて頂きましたが、残念なが
らもっとも文章に力が無く、いつもなら読んでいてこころに訴え
る対人関係が読み取れません。
「怒り」に関する他の書籍を読んでいないので判断はできない
のですが、水島広子先生らしからぬ展開で少々残念です。
私の読解力不足だと思いますが、「怒り」から距離を取ること
は可能でしたが、「怒り」が消えることはなかったです。
また、期間を置いて、再読したいと思います。
(★)
清水 義範: 国語入試問題必勝法 (講談社文庫)
国語入試問題必勝法
問題を読まなくても、選択肢を見ただけで答えがわかるらしい。
長短除外の法則、正論除外の法則など数々の法則、解法をわかりやすく教えてくれる、読み物。
実際の入試問題に役に立つかどうかは定かではないが(結構いけるという話もある。。。)、
勉強の息抜きにはもってこいというか、本当に信じてしまった。
(★★★)
渡辺 淳一: 幸せ上手
「幸せ」とは何か。そんな疑問からこの本を選びました。
「幸せ」というのは、大袈裟な、だいそれたものではなく、ごく
身近な、日常の何気ないところにある、ことを知ること。
他人と比べない、隣の青い芝生を羨望の眼差しで見ないこと。
生きていることに「幸せ」を感じること、健康でいることに
「幸せ」を感じ、幸せ上手になること。
神谷 美恵子: 生きがいについて (神谷美恵子コレクション)
難しすぎる。
生きがいは、一生探していくものではないかと考えた。
なんども読み返さないと、理解できない本のようです。
水島 広子: 自分でできる対人関係療法
最も大事な人が「重要な他者」であることを自覚しました。 (★★★★)
ユージン T.ジェンドリン: フォーカシング
この本を読めば、「マニュアル」として、フォーカシング技法を
いきなりトレーニングや臨床の現場で使いこなせると誤解し
てはならない。
フォーカシングは「人に対して」するものではなく、まずは自分
のために自分で行なうキャリアを必要とする「身体的な」習熟
スキルである。
いわば、楽器の演奏のようなものであり、本でだけ「指導法」
を勉強して、自分で車の運転が自在にできない自動車学校
の教官はあり得ないのと同じである。
この点は特に臨床関係者のために注記したい。
モニカ・ラミレツ・バスコ: バイポーラー(双極性障害)ワークブック―気分の変動をコントロールする方法
良書です。
お勧めします。
自分自身を本気で見つめることができます。 (★★★★★)
デニス グリーンバーガー: うつと不安の認知療法練習帳
調子のいいときに読んで。
大野 裕: こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
認知療法
「自動思考」と「スキーマ」
7つのコラム
水島広子: 対人関係療法でなおす 双極性障害
治療目的は、状態の安定
もっとも効果があるのは、
・社会リズム療法
(★★★★)
3 人を惹きつけ、巻き込む力
水か黄金か---Jobs 流「究極の口説き文句」
残りの人生を
砂糖水を売って過ごすつもりか、
それとも
世界を変えるチャンスを手にするか?
ジョージ・ビーム 編
三笠書房
10章 「賢い人、愚かな人」
---そのちょっとした違い
こんな”余計なプライド”は、
捨てたほうがラク
正しいことを「正しい」と見なし、
間違っていることを「間違っている」と認められれば、
その人は「正しい人生」を生きていけます。
戦国時代の英雄と言えば、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三者が、時代を動かす
キーパーソンであったことは間違いありません。
この中で、最後に天下をとったのは、徳川家康でした。
なぜ家康は、天下取りに成功し、信長、秀吉は、挫折したのでしょうか。
理由の一つとして、三人の「人間性」の違いがいわれています。
家康には、有能な家臣が多くいました。つまり家康は、有能な家臣を大切にしたの
です。有能な家臣は、何が正しく何が間違っているか、ズバズバ指摘するものです。
ときには、家康の考えに反対する意見も述べました。
しかし家康は、腹を立てずに、正しい意見は積極的にとり入れたといいます。
自分が間違っていることを認め、自分より目下の人の反対意見を正しいと認めるこ
とは、実は、とても難しいことです。
そのために、恥をかくこともあります。目下の者の言葉に従わざるをえないときも
あります。
しかし、それができるのが、リーダーとしての、度量の大きさです。
最後に勝つのは、恥をかける人なのです。
◎恥をかける人が成功する。
植西聰著
三笠書房
3 人を惹きつけ、巻き込む力
Apple が誇る「人を大切にする」仕事
Apple で一番誇りに思ってるのは、
技術と”人間的側面”が結びついてる点だ。
出版を見てもそのことがよくわかる。
活字の芸術性と、それを電子的に表現する
高度な技術的ノウハウが融合している。
この二つが結びついたことで、
難しいコマンドがわからなくても
コンピュータが使えるようになった。
そんなふうに技術と人間的側面を
結びつけられたことを、
何より誇りに思っている。
ジョージ・ビーム 編
三笠書房
10章 「賢い人、愚かな人」
---そのちょっとした違い
劇的に学習スピードが速くなる、
一番簡単な方法
賢者から多くのことを学びとることができるのは、その人が賢い証しです。
愚かな人は、賢者とどれだけ長い間、遺書にいても、
何も学びとることがありません。
賢者は、人の話をよく聞きます。
「学ばせてもらいたい」という意欲が旺盛なのです。
ですから賢者は、よくメモをとりながら、人の話を聞いています。
メモをとると、相手の話がより深く理解できます。
手を動かせば、しっかりと記憶もされます。
また、メモをとる姿は相手に「あなたの話をちゃんと聞いている」とアピールするので、
好印象を与えます。好印象を与えて、いい情報も入手できるのですから、一挙両得です。
人から学ぶための賢者の心得を、四つあげておきます。
(1)質問上手、聞き上手になる。
(2)人が成功していることは、自分でも試してみる。
(3)えり好みをしないで、人に会う。
(4)自分の専門外の人に、積極的に会う。
「会う人みな我が師」という言葉がありますが、まさにそのとおりなのです。
生まれつき特別な才能がある人よりも、学ぶことが上手な人のほうが、将来的には、
大きく成功するものです。
その道のプロに教われば、圧倒的に学習時間を短縮でき、収穫も増えます。
しかし、愚かな人は、自分は優れていると自惚れて、真剣に学ぼうとしません。
賢者とは、生まれつき才能のある人のことをいうのではありません。
学ぶ力が強い人をいうのです。
◎賢い人は、人から多くを学ぶ。
植西聰著
三笠書房
3 人を惹きつけ、巻き込む力
会社が「力」を失うのはいつも同じパターン
なぜ独占的地位を失ったのかって?
考えてごらんよ。
優れた開発スタッフが優れた製品を生み出して、
会社が独占的地位を手に入れる。
でもその後は、開発スタッフは
会社の牽引役ではなくなってしまう。
マーケティングの連中や、
南米とかに事業を展開していく連中が取って代わるのさ。
つまり、別のチームが台頭してくるんだ。
で、最後に主導権を握るのはどこか。営業の連中だよ。
ジョージ・ビーム 編
三笠書房
10章 「賢い人、愚かな人」
---そのちょっとした違い
最高の結果をだすヒントは、
常に”目の前”にある
賢者は、成すべきことに集中します。
愚かな人は、結果ばかりを気にしています。
こんな、たとえ話があります。
農家の人が、畑を耕していました。
季節は夏、風もなく、とても暑い日です。
見渡すと、遠くの空に白い雲が浮かんでいます。
お百姓さんは、畑仕事に打ち込んでいました。
無心の境地で作業をしています。
時間はあっという間にすぎ、気づくと白い雲が涼しい日陰をつくってくれていました。
その人は手を休め、ゆっくり休息できました。
愚かな人は、自分が今、成すべきことを放りだして、先のことばかり気にしています。
しかし賢者は、結果を気にするよりも、「目の前の、今やるべきこと」に集中するのです。
「結果は後からついてくる」というのが、賢者の考え方です。
結果は、今この瞬間の積み重ねです。
今を懸命に生きることが、過去も未来もよくするのです。
◎今に、集中する。
植西聰著
三笠書房
3 人を惹きつけ、巻き込む力
「どれだけしたか」より「どれだけつながれるか」
確かに、僕は世界の誰よりも多くの学校に、
誰よりも多くのパソコンを寄付してきた。
でも、ポイントはそこじゃない。
全然違う。
大事なのは”人”なんだ。
好奇心を刺激して、満たしてくれる人だよ。
機械には、人と同じようにはできない。
ジョージ・ビーム 編
三笠書房
9章 「気持ちを上手にコントロール」する!
---大人は、感情に振り回されません
「本当にやりたいこと」が見つかる
”自分ノート”のすすめ
周りの人たちがみな、欲張りだったとしても、
自分だけは、欲の張り合いに巻き込まれてはいけません。
大人になるとは、どういうことでしょう?
二十歳になる、仕事に就く……それも条件ですが、もとお本質的なことは、
自分なりの「価値観」を持つことでしょう。
自分の価値観のない幼稚な人は、「今、このブランドが大人気」と聞けば、
それが欲しくなります。友人が留学すると聞けば、自分も留学してみたくなります。
つまり、友だちがアイスクリームを食べているのを見て、自分も食べたいと騒ぐ
子どもと同じなのです。
しかし、そんなふうに他人の後を追っていても、本当に満足できる幸せは、
得られません。
時間も労力もムダにするだけ。自分の価値観で本当にやりたいことを見つけ、
それを追い求めることでしか、自分自身の幸せは得られないのです。
では、「本当に自分がしたいこと」は何でしょうか?
それを見つけるためには、「自分ノート」を作ることをおすすめします。
(1)五年後の自分、十年後の自分を箇条書きにする。
(2)自分が思う「自分の性格」を、思いつくまま書く。
(3)「自分の長所」を書く。
(4)人からほめられた点を書く。
(5)今までに、心からうれしく思ったことを書く。
数日から数週間、集中してこのノートを書くと、ある日ふと、やりたいことが
具体的に見えてきます。
見えたら、他人の言動に気持ちを揺さぶられることはなくなります。
◎自分なりの価値観を、持つ。
植西聰著
三笠書房
3 人を惹きつけ、巻き込む力
意外なもの同士を「つなぎ合わせる力」
アーティストの資質というのは、
身の回りのものに洞察を働かせる能力のことだと思う。
一般には、誰もやったことがないような
物事の組み合わせを考えて、
それを洞察力のない人たちにも
わかるように表現していく才能だ。
ジョージ・ビーム 編
三笠書房
9章 「気持ちを上手にコントロール」する!
---大人は、感情に振り回されません
深層心理が教えてくれる、
あなたの改善点
「恥かしい」という気持ちを持つのは、重要なことです。
カラスのように厚かましく図々しい人は、みにくいものです。
「恥かしい」と思う気持ちは、成長を促す大切な感情です。
言い換えるなら、「恥」を感じられない人は、向上する”余裕”がありません。
「三十歳にもなって、こんな簡単な仕事もできないのは恥ずかしい」と思う気持
ちが、「仕事を怠けたい」という誘惑に打ち勝つ原動力になります。
「心の狭い人間だなんて思われたら、恥ずかしい」と思えば、人にやさしくした
り、相談ごとにも親身に乗ってあげたりできるようになるはずです。
「恥ずかしい」という思いには、人を向上させる力があるのです。
「他人からどう思われようと、関係ない」と開き直って、恥も外聞もないような
行動を繰り返すのは、カラスのように愚かな人です。
恥ずかしいと思ったとき、それはあなたが「こうありたい」と願う理想の自分
に近づくために、努力すべきポイントを、深層心理が教えてくれているのです。
◎「恥じる気持ち」を大切にする。
植西聰著
三笠書房
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