【83】幸運は不運のあとにやってくる
第九章
いつまでも幸福でいるためには
人付き合いの変化に敏感になる
幸運期が到来すると、いろいろな人と知り合う機会が増えると
同時に、いろいろな人がその人の元に寄ってきます。
それは、サラリーマンかもしれません。
フリーランスのデザイナーやカメラマンかもしれません。
企業経営者かもしれません。
車のセールスマンかもしれません。
日本に留学にきた外国人かもしれません。
このとき大切なのは「この人は自分とは関係のない業種だから」
と勝手に解釈しないことです。
むしろ、人付き合いの変化に敏感になり、その人たちとの交流
を深めるといいと思います。
自分とは職種・業種が異なる人であっても、その人が大きな幸
運を運んできてくれることが、人生にはしばしばあるからです。
たとえば、相手が車のセールスマンで、トップセールスマンと
しての実績を何年も誇っているとしたら、その成功の秘密を聞く
ことができます。
その法則によって成功したら、ハッピーの元はそのセールスマ
ンということになります。
したがって、嫌いな人でない限り、出会う人を拒まないことです。
「出会う人、仲良くなる人の数だけ幸運がやってくる。チャン
スが増える」と自分に向けて、言い聞かせることが大切になります。
そうすれば、毎日、人と出会うのが楽しくなるに違いありません。
植西 聰 氏
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