【64】幸運は不運のあとにやってくる
第七章
幸運期への転換を早める方法
鏡に向かって笑顔でプラスの言葉を唱える
不運に見舞われると、私たちはついつい苦虫をつぶしたような表情に
なります。
試しに、そういうとき自分の顔を鏡に映し出してみるといいでしょう。
おそらく、たいていの人は仏頂面をしている自分に気づくと思います。
その顔こそが、その人の心の現れなのです。
そして、その顔で仕事をし、他人に接しているのです。
これでは自分自身の心が暗くなるばかりでなく、他人の心も暗くなっ
てしまいます。
そうなると、幸運期の到来も遅れてしまいます。
そうならないためには、今日から鏡を見つめ、笑顔のレッスンを行っ
てみるのがいいでしょう。
いろいろな表情の笑顔を作り、「この笑顔が自然体で最高にいい」と
思ったら、その表情を意識的にキープするようにするのです。
そうすれば、不思議なことにだんだんと不快な感情が消え、周囲の人
も笑顔を返してくれるようになります。
それがクリアできたら、その笑顔のまま鏡に向かって、自分の長所を
思い出しながら、次のような言葉を唱えるようにするといいでしょう。
「私にはこんなにいいところがある」
「私は優しい性格をしている思いやりのある人間だ」
「私は職場のみんなから必要とされている。みんなから愛されている」
すると、プラスの波動が鏡から反射され、自分にはね返ってきます。
これを毎日、数回行うことで、プラスの波動をチャージしていけば、
心の中はプラスの感情でいっぱいになり、幸運期の到来もグンと早まる
ようになるでしょう。
植西 聰 氏
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