【35】都会の研究所
本田宗一郎 100の言葉
第2章 経営
基礎研究であるなら
遠隔の地でもいい。
商品の研究所であるなら
刺激の強い都会に近い
どころでなければならない。
メーカーにとって研究開発は重要なセクションだが、その目的
を考えたとき、おのずと研究所の立地もよく考える必要がある。
宗一郎はこう言う。
「商品は牛や馬が買ってくれるのではない。人間さまが買ってく
れるのだから、人間の研究がまず第一だ。そう考えると、人里離
れた商品研究所というのはあり得ない」
研究所を作る際の最大の課題とは「目的をはっきりさせること」、
というのが宗一郎の考えである。
別冊宝島編集部 偏
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