【40】市場調査の有効性
本田宗一郎 100の言葉
第2章 経営
独創的な新製品を
つくるヒントを得ようとしたら
市場調査の効力はゼロとなる。
消費市場を調査する「マーケテイング」はビジネスが情報戦に
突入した1960年代から、企業がこぞって導入した手法である。
だが、宗一郎は市場調査の有効性をある部分では認めたうえで、
真に独創的な商品は市場調査から生まれることはないと断言した。
「大衆は作家ではなく批評家なのである。作家である企業家が自
分でアイデアを考えずに、大衆にそれを求めたら、もう作家では
なくなる」
高い志である。
別冊宝島編集部 偏
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