【81】「笑い」は世界のパスポート
本田宗一郎 100の言葉
第4章 生きる
「笑い」は万国に通じる
パスポートだ。
言葉と思想の違う
人間どうしの「心の窓」を
開かせる鍵となる。
遊び心は優れたアイデアにつながる。宗一郎は常々、欧米人の
ジョークのセンスを高く評価していた。
ミシガン工科大学のスミス学長に「あそこにいるヤマアラシの
味はどうですか」と冗談交じりに聞いた宗一郎。スミス学長はこ
ともなげにこう返した。
「味は中くらいですかな。でも、アイツはアフター・サービスが
いい。なんたって爪楊枝がついているからね」
尊敬されるよりも親しみを感じさせる人間でありたい。それが
宗一郎の考えであった。
別冊宝島編集部 偏
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