【90】記憶の性質
本田宗一郎 100の言葉
第4章 生きる
試験で強制されなかった
ものについては
いつまでも覚えている
本嫌いを公言していた宗一郎だったが、若い時代に『徒然草』
や、『太平記』などを好んで読んだ日々もあり、一節を暗記する
など意外な一面も持ち合わせていた。
カーラジオで古典の解説が放送されると、運転しながらも注意
深く聞き耳を立てていたという。
「試験するから暗記しろと言われたんじゃ絶対に覚えっこないん
だけどね」と語った宗一郎。
主体的な読書については、明瞭にその内容を記憶していた。
別冊宝島編集部 偏
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